冬季に室内の窓ガラスや玄関ドア、北側の室内壁に水滴がつくのはなぜですか?

空気にはその温度によって含むことのできる水蒸気の限界量があります。その温度が高いほど水蒸気を多く含むことができ、温度が低いほど含みにくくなります。冬季は外気温度が下がり室内を暖房により暖めます。この時温度の低い窓ガラスや外壁内面に表面結露が発生します。
室内の水蒸気発生の原因には室内にいる人間、開放型ストーブ、洗濯物室内乾燥、入浴時の浴室、それに台所の煮炊き等があり、想像以上に多い水蒸気が発生します。表面結露を発生させない標準的室内環境、室内温度20℃/相対湿度60%を維持するためには160m3/hr以上の室内機械換気が必要となります。こまめに換気扇をまわすことが大事なのです。

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